『E.T.』『落下の王国』『ジョジョ・ラビット』……愛すべき映画の中の、子どもたちのまなざしを鋭い視点で描いた長崎訓子さん原画展、開催中!
blkswn Letter 2026.5.8 Fri.
ゴールデンウィークは天気に恵まれましたね。お出かけ派の方も、お籠り派の方も、充実した休日であったなら何よりです。TIGER MOUNTAINでは本日から新しい展示と、映画館でのポップアップがスタート。週末には若林がPodcast Expoに登壇します。週末に都内にいらっしゃる方は虎ノ門・菊川・池尻のどこかでお会いしましょう!
【目次】
今週のトピック:長崎訓子さん「子どもたちによろしく」展 本日5/8(金)より開催、「PODCAST EXPO 2026」5/10(日)若林恵が登壇、映画館Stranger × TIGER MOUNTAIN ポップアップ、5/8(金)より開催
Features from NGG Research:#229 新しい就職のかたち
WORKSIGHTニュースレター:時間はいつ「線」になったのか:年表の発明と忘れられた時間観/掘る・潜る・探る:スノヘッタが考える図書館の体験設計の新基準
読み物:『ノマドという生き方 旅暮らしの人類学』6/10に世界思想社より刊行
Podcast:こんにちは未来 第117回 『テクノロジカル・リパブリック』のレトリック 配信中
blkswn jukebox daily:#2066〜#2075
Partner's Info:入野自由「驚きの子 CD/Deluxe Edition [CD+DVD]」ジャケットを澤田詩園が撮影
TIGER MOUNTAIN 週報
23年間書き続けてきたイラストとコラムが待望の書籍化!
長崎訓子さん「子どもたちによろしく」展 本日5/8(金)より開催
TIGER MOUNTAINギャラリーでは、5/8(金)より、長崎訓子さん「子どもたちによろしく」展を開催いたします。
2003年から現在まで23年間にわたり、長崎さんが描き続けてきた子どもが登場する映画のイラストとコラムが『子どもたちによろしく』(rn press)として一冊の本になりました。本展では『子どもたちによろしく』に掲載されたイラストの原画を展示します。
映画の中の子どもたちは、社会をうつす「鏡」のような存在。愛すべき映画と子どもたちへの長崎さんのまなざしが、貴重な原画でご覧いただけるこの機会にぜひご来場ください。
また今回の展示のために描き下ろした作品をプリントした限定Tシャツ、トートバッグやアクリルキーホルダー、rn press野口理恵さんと一緒に作成した新作のZINE『いろんな子どもたちによろしく』、書籍『子どもたちによろしく』の収録イラストから好きな作品を選べる、ポスターも販売しています!
\トークイベントのお知らせ/
「イラストレーションと編集、デザイン」
長崎訓子 × 若林恵
日時:5/16(土)13:00〜14:30
お申し込み:https://tm-talk-20260516.peatix.com/view(オンライン配信あり)
「映画狂の偏愛映画談義」
長崎訓子 × 衿沢世衣子(漫画家)+ 野口理恵(rn press)
日時:5/17(日)13:00〜14:30
お申し込み:https://peatix.com/event/4971978/dashboard(オンライン配信あり)
ゴールデンウィークの締めくくりは、日本最大級の音声コンテンツの祭典で!
「PODCAST EXPO 2026」5/10(日)のセッションに若林恵が登壇します
「PODCAST EXPO 2026」は5/9(土)、10(日)の2日間にわたって開催される、ポッドキャスト文化に特化したカンファレンス&マーケットイベントです。会場は池尻にある商業施設「HOME/WORK VILLAGE」の全エリア。屋内のカンファレンスゾーンでは、約50名の登壇者と23セッションを通じて音声メディアの未来を考えていきます。若林は、「朝ポキ(朝日新聞ポッドキャスト)」でもおなじみの神田大介さんと一緒に、5/10(日)14:45~のカンファレンスセッションに登壇します。
🎙️「ロングフォームPODCASTの勝利 ~長尺対話のオーセンティシティ~」
神田大介 × 若林恵 5/10(日)14:45~16:00
レガシーメディアを敵に回し圧勝した米大統領が選んだメディアはポッドキャストだった…。
アテンションエコノミーの時代において、なぜポッドキャストが選ばれるのか?その慧眼で世界を見つめる両氏による、初顔合わせのロングフォームセッション。
カンファレンスは有料ですが、屋外のマーケットイベントは入場無料!話題の番組が130組以上出店していますので、詳しくは公式サイトをご覧ください。


映画館Stranger × TIGER MOUNTAIN ポップアップ、5/8(金)スタート
5/8(金)より、映画館Stranger(東京・菊川)にて、TIGER MOUNTAINのポップアップを開催します。TIGER MOUNTAINが選んだ古書・雑誌を期間限定で販売。映画や映像にまつわる本を中心に、ポップカルチャー、都市文化、歴史、デザインなど、ジャンルを横断するセレクションでお待ちしています。
観たかったのに見逃していた話題作、いつか観ようと思っていた名画……そんな1本を絶妙なタイミングで上映してくれる映画館Stranger。映画の前に、観終わった後に、あるいはカフェで過ごすひとときのお供に、ぜひお気軽にお立ち寄りください。カフェやポップアップだけのご利用も歓迎です!
なお、5/8(金)よりJAIHO/Stranger配給作品『霧のごとく』が公開です。その他上映作品や、スケジュールなどは公式サイトをご確認ください。
Stranger
東京都墨田区菊川3-7-1菊川会館ビル1F(都営新宿線菊川駅 A4出口徒歩1分)
営業時間:上映スケジュールに準ずる
カフェ:9:00〜22:30(LO 22:00)
https://stranger.jp/
来るべき新しい社会の姿を考えるヒントとなるニュースやアイデアを世界のメディアから紹介するマイクロメディア「blkswn NGG Research」が、今週のおすすめ記事を紹介します。

#229 新しい就職のかたち
ゲーム歴や高齢が応募要件になったり、敬語を使わないことが組織のルールになる──時代が変われば新しい職業は生まれるものですが、いま起きているのは、「新しい職業」の誕生というより、職業になる条件そのものの組み替えなのかもしれません。今週は、これまで就労の条件にはなりにくかった経験や属性が、気候変動・人材不足・AIの台頭・社会風土の変化によって、働く入口へ変わり始めている事例を紹介します。
Job titles of the future: Wildlife first responder
野生動物ファーストレスポンダー:気候変動が動物と人間の両方を守るための新しい職業を生み出した ──2026.4.13 MIT Technology Review
US transportation secretary touts ‘wildly successful’ program recruiting gamers for air traffic controllers
ゲーマーを航空管制官として採用するプログラム、若者の応募が急増で大成功 ──2026.4.18 Semafor
‘There’s a lot of desperation’: skilled older workers turn to AI training to stay afloat
年齢や職歴の空白で再就職が難しくなった熟練労働者が、AI訓練やデータ注釈の仕事に向かっている ──2026.4.7 The Guardian
Changing ideas of respect and power are transforming China’s workplaces. Here’s what you need to know
中国の職場で変わり始めた「敬意」と「権力」の作法 ──2026.4.24 Fast Company
How China’s Deaf Delivery Riders Find a New Life in Gig Work
中国の聴覚障害を持つ配達員たちがギグワークでは公平に扱われ、新しい生活を見出す ──2026.4.20 Sixth Tone
Opinion: I started medical school at 69 and will begin residency at 72. Here’s what I learned
69歳で医学部に入学し、72歳で研修医になる女性が問う、医師になるための“標準ルート” ──2026.4.24 STAT News
循環型経済・Web3・ローカリティetc… これからの社会を考えるコクヨのオウンドメディア「WORKSIGHT」。本メルマガでは、毎週火曜日配信のニュースレターより最新記事、および隔週木曜日17時に配信されるプリント版WORKSIGHTからの転載記事を紹介します。

NEW!
時間はいつ「線」になったのか:年表の発明と忘れられた時間観
時の流れを思い浮かべるとき、わたしたちは過去から未来へとまっすぐ伸びる1本の線を、無意識のうちに想像してしまう。ところが、そうした時間のイメージを支える「年表」は、比較的新しく発明された図法であり、意外にも歴史が浅いという。わたしたちはいつから、時間を線として考えるようになったのか。そして、それ以前の人びとは時間をどのように捉えていたのだろうか。
図書館は、人が未知と出会うための都市のリビングルーム
掘る・潜る・探る:スノヘッタが考える図書館の体験設計の新基準【WORKSIGHT ARCHIVES#9】
図書館はもはや記録を保管するだけの場所ではない。オスロで設立され、現在では国際的な建築プロジェクトを数多く手掛けるスノヘッタは、アーカイブを「保存のための保存」から解き放ち、人と知が交わり続ける「生きた」存在として再定義する。記憶を未来へと更新し続ける、21世紀のアーカイブとは。(2025年11月10日発行WORKSIGHTプリント版・29号「アーカイブする? Archive?」より転載)
Photo by Hironori Kim, Cover Illustration by Ryu Okubo
公的な記録と私的な記憶の間
WORKSIGHTプリント版・29号「アーカイブする? Archive?」11/19(水)刊行
日常のほとんどが記録されるデジタル時代において、わたしたちは何を未来に伝えるべきなのか──今号では「記録」「保存」「継承」といった行為を、企業・文化・アート・哲学の観点から多面的に見つめ直します。
謎多き世界有数の個人アーカイブ「アーカイブ・オブ・モダン・コンフリクト」に見る“語られざる歴史”の再編集をはじめ、社会学者・岸政彦さんと考える「コクヨの生活社史」プロジェクト、ヤマハ・川島織物セルコン・ポーラ文化研究所に見る企業アーカイブの現在、建築・デザイン事務所スノヘッタが描く“人と知が出会う風景”としての図書館設計を紹介。さらに、作家・円城塔さん、人類学者・ティム・インゴルドさん、漫画家・今日マチ子さんらによる、記憶と想像、身体と記録のあいだをめぐる思索「アーカイブの哲学」など、多彩な読みものを収録しています。
編集:WORKSIGHT編集部(ヨコク研究所+黒鳥社)
ISBN:978-4-7615-0937-8
アートディレクション:藤田裕美(FUJITA LLC)
発行日:2025年11月10日(月)
発行:コクヨ株式会社
発売:株式会社学芸出版社
判型:A5変型/128頁
定価:1,800円+税
移動しながら生きることで見つめる、“半開き”であることの可能性
『ノマドという生き方 旅暮らしの人類学』6/10に世界思想社より刊行
人類学者・東洋大学教授の左地亮子さんによる『ノマドという生き方 旅暮らしの人類学』が、6/10に世界思想社より刊行されます。若林も本書に帯コメントを寄せています。
『完全に閉じる』でも、『完全に開く』でもない。『最後のノマド』と呼ばれる都市採集者集団『マヌーシュ』と都市定住者の関係は、『半開き』であることの可能性を、わたしたちに教えてくれる。
本書が描くのは、キャンピングトレーラーで旅をしながら、複数の場所のあいだに居場所を育ててきたフランスのジプシー・マヌーシュの暮らし。定住生活を前提した社会制度も数多ある現代で、移動生活を続けることはどのような意味を持つのでしょうか。20年にわたる調査をもとに解き明かします。
旅や移動が好きな方はもちろん、都市のあり方や居場所のつくり方に関心のある方にもおすすめです。
こんにちは未来 第117回 『テクノロジカル・リパブリック』のレトリック 配信中
「こんにちは未来」は、NY在住のジャーナリスト・佐久間裕美子(ゆみちゃん)と若林恵(わかさん)。盟友ふたりが、音楽、アート、政治、ビジネス、ライフスタイル、メディアまで、ジャンルを軽々と横断しながら語り尽くすポッドキャスト番組です。
第117回 のタイトルは、『テクノロジカル・リパブリック』のレトリック 。冒頭では、憲法9条改正に抗議するデモに参加したという帰国中のゆみちゃんのお話から。現場でのやり取りや参加者の様子をきっかけに、前半の話題は2026年3月に刊行された『テクノロジカル・リパブリック:国家、軍事力、テクノロジーの未来』(アレクサンダー・C・カープ、ニコラス・W・ザミスカ著)へ。本書で用いられている巧みなレトリックとは?
後半は、軍産複合体化が加速するウクライナの話から、ドローンによって変容する戦争の定義、さらには約10年前の来日時のピーター・ティールの振る舞いまで、テクノロジーと権力が複雑に絡み合う世界の行方を考えます。
※ 無料公開期限:5/15(金)18:00まで。以降は会員登録(有料)が必要です
【#2066】Gia Margaret - Singing
2019年に喉を患って以後インスト作品を発表してきたSSW、8年ぶりの歌モノ。失いかけた声を取り戻す過程で新たな自分を見出していく痛みと歓びを晴れやかに、慎ましやかに綴った、美しき再生の記録。
【#2067】Charbel Haber - May a soft sun bless your sky while you wait for the inevitable
「不可避の瞬間が訪れるまで太陽があなたの空を祝福してくれますように」。ベイルートの異才が戦下を逃れパリで録音。今日見る青空が最後の青空であるかのように奏でられた、あまりに美しい音響詩。
【#2068】Kaatayra - Caminhos de Água
アコースティック&オーガニック・ブラックメタルをひとり拡張するブラジリアの孤峰の壮大な新作。熱帯雨林に降る激しく優しい雨のようなブラストビートに心を洗う、他では味わえない心地よさ。
【#2069】π. Διονύσιος Ταμπάκης - Paradise Metal
ギリシャのナフプリオの正教会司祭による前代未聞の宅録ビザンチンドローンメタル(?)。歪んだエレキから聴いたことない音色で繰り出される魔術的旋律。前半は荘厳・濃密。後半はダンサブル。驚異の珍品。
【#2070】Florry - Smells Like... Florry Live As Hell
MJ Lendermanと並ぶアメリカンロックの救世主の真骨頂。だらっとして鋭利。フィールグッドなのに殺伐。今一番ヒリヒリするロックバンドの荒ぶる演奏をみっちり収録したライブ盤。NRBQのカバーも。
【#2071】upsammy & Valentina Magaletti - Seismo
アヴァンロックトリオMoinでの来日も楽しみな打楽器奏者がアムステルダム拠点のDJと組み、生音と人工音の境界で遊ぶ相性抜群の共演。ポストD&Bの新地平を拓く音色とリズムのスリリングな饗宴。
【#2072】V.A. - Enchufada: A Lisbon Club Story
独自のディアスポラ音楽で知られるリスボンのクラブシーンを代表するレーベル”Enchufada”の20周年記念コンピ。めくるめくトライバルビートに密やかに宿る寂しさ。心地良すぎてずっと浸っていられる。
【#2073】Julia Sabra - Artifacts from the Natural History Museum (Live in Setúbal)
ベイルートの最重要SSWが昨年末に行なった弾き語りライブ。24年の傑作『自然歴史博物館』で披露した美しい旋律、生々しい録音が胸を締めつける。戦下から届く音楽。その圧倒的切迫感に言葉を失う。
【#2074】Gabrielle Cavassa- Diavola
ひっそりとしゃがれた歌声は勿論、ドン・ウォズのプロデュースも、B・ブレイドのドラムも素晴らしいが、美しく鄙びたトーンでジャズをジャズの外へと連れ出すジェフ・パーカーのギターがとにかく見事。 » 視聴する
【#2075】Dolphin Hyperspace - ECHOLOCATION
LAの注目ハイパージャズデュオがLouis ColeとThundercatの盟友Justin Brownをドラムに迎えて贈るバカテク遊戯。ゲーム音楽とザッパとビッグバンドが魔合体した人力テクノフュージョンの怪作。
黒鳥社コンテンツのコラボレーターの皆さまの新刊、作品展、イベントなど、様々なニュースをご紹介します。
人気声優が、音楽キャリア初となるアニメ主題歌を担当!
入野自由「驚きの子 CD/Deluxe Edition [CD+DVD]」ジャケットを澤田詩園が撮影
『WORKSIGHT[ワークサイト]20号 記憶と認知症 Memory/Dementia』のカバーでも写真をご担当いただいた澤田詩園さんが、入野自由さんの新譜、「驚きの子 CD/Deluxe Edition [CD+DVD]」ジャケットの撮影をご担当されています。アートディレクションは中村陽道さん。
声優としてだけではなく、舞台や音楽活動でも大活躍の入野さんですが、タイトル曲「驚きの子」はアニメ「神の庭付き楠木邸」の主題歌にも抜擢されているそうです。店頭で手に取られた際は、ぜひ楽曲とともにジャケット写真にもご注目ください。
おおつきしゅうとの展示「ポストシティボーイに学ぶ憂鬱の楽しみ方」は大好評の中終幕。オープニング・パフォーマンス「憂幽自適 You&You」では、大音量のパフォーマンスの中、各々が読書に耽る光景が新鮮でした。
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